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 メリタさんの気持ち 

その1 メリタさんの目指すもの

メリタ式はドイツのメリタ夫人が創案者。ドイツ人らしく合理的においしく 
いれる方法を目指していて、少人数のコーヒーをいれるのに適した方法でも 
あります。 

いれ方は、まず「極細挽き」の豆を一人分あたり6gでキッカリ計量します。 
豆の焙煎はジャーマン(ドイツ式)ロースト。シティまたはフルシティロースト 
ぐらい、つまりちょっと深煎りを推奨しています。 
始めに蒸らすのはカリタ式と同じですが、その後人数分の湯を一気に注ぐのが 
ポイント。 
いつ・だれがいれても同じ味に(おいしく)なるように提案されている飲み方 
でもあります。 
 
 
 

その2 焙煎度合いと挽き加減の関係

でも。メリタ式のドリッパーを使って「中挽き」のコーヒー粉を使っている方も 
結構いらっしゃるようですね。 
中挽き程度で使用すればジャーマンローストより浅めの焙煎でも、それほど目詰 
まりしないし。メリタさんの目指す味わいとは違うけど、おいしくできると思い 
ます。 

実際、浅めの煎り加減で極細挽きにするのは難しいですね。浅めだと豆に水分が 
多く残っているので、家庭用のミルで細挽きにするのも大変だったりします。 
業務用ミルで上手く細挽きにすることもできますが、浅めの焙煎だと酸化による 
味の劣化も早いので、できるだけジャーマンロースト以上のものをおすすめして 
います。 

ちなみに、私はメリタさんよりもカリタさんの方が好きですね。 
誰が入れても一緒の味じゃなくて、私好みの作品を作りたいので。 
メリタさんファンの方、どうもすいません〜
 


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