実験その1 「4回ドリップ香り無し?」

皆さんに投票していただいた結果、優秀賞に輝いた川柳はこちら!
「節約で 4回ドリップ 香り無し」 ・・・武政さんの作品より。

う〜ん。そのチャレンジ精神に脱帽です。
それでは、コーヒーの香り等がどのように変化して行くのか、実際に見てみましょう!
今回の実験では、深い苦みとコクの「きまめやブレンド深煎り」(写真右)を使用してみました。


きまめやブレンド深煎り
ドリップ回数
1回目
2回目
3回目
4回目
抽出後の
写真
味の特徴
深い苦みとコクがあり、喉ごしはスッキリ。
新鮮な豆ならではの香りと甘みが感じられる。
コーヒー粉が目詰まりするため、抽出に時間がかかり、渋みが強くなる。コクと香りは無い。 抽出にはさらに時間がかかる。苦みが減り、渋みが残る。
味わいは「渋い麦茶」風
一番抽出に時間がかかる。ごく薄い味わいで、渋みだけが残る。「出がらしのほうじ茶」風。
色合い
濃い
濃い
やや薄い(紅茶色)
薄い(ほうじ茶色)
抽出中の状態
3回目と同じような
状態(同左)

 
店長の考察

川柳では4回目で「香り無し」とありますが、実際には2回目からコーヒーの香りは殆ど無かったです。
3回目以降は、黙って出されたら「これ、何のお茶?」って聞いてしまうかもしれません。
もしどうしても「2回はドリップしたい!」「薄くてもコーヒーの味を楽しみたい!」という場合は、こんな方法はいかがでしょう?
まず、深煎り豆で通常通り抽出し、そのあと湯で倍に薄めます。
香りや味わいは薄くなりますが、イヤな渋みや酸味が出ないのが特徴。
薄いコーヒーが好きな方におすすめです。

でも・・・コクや甘みを追求するなら、やっぱり適量で抽出して欲しいなぁ、、、というのが店長のキモチです。
 

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