トップページ ≫ 秘蔵! コーヒー豆知識 ≫ 拒絶されるインスタントコーヒー

 拒絶されるインスタントコーヒー 

拒絶する胃

インスタント愛好者には申し訳ないんですけど。
私はインスタントコーヒーを飲むと胸焼けしてダメなんです。
正直言って一口も飲みたくないし、無理矢理飲まされるとしたら、かな
りの苦痛を伴います。

「先入観があるからでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませ
んが。
私の胃袋は相当正直者で、黙ってインスタントを出されても、即座に反
応します。
こういうことを店で話すと「私も一緒!」というお客様が意外と多い
に驚きます。

インスタントを飲んでも大丈夫な方は。
来客におすすめする時は、くれぐれも気をつけましょう。
 
 

インスタントコーヒー製造方法

1 まず、巨大なパーコレーター(抽出器具)で、濃いコーヒー液を作
  ります。豆は気候条件に左右されないけど味が落ちる安価な「ロブ
  スタ種」が多用されます。

2 遠心分離器にかけて、さらに濃縮したもの(濃縮コーヒー液)を、
  熱風と共に霧状に吹き出して乾燥させたのが、スプレードライコー
  ヒー。

3 濃縮コーヒー液をマイナス40℃前後で凍結し、粉砕してから減圧
  下で乾燥させるのがフリーズドライコーヒー。
  スプレードライよりもコスト高ですが、味は良いそうな・・・。
 

1の段階でもし冷めないうちにコーヒーが飲めたら、胸焼けはしないか
もしれないですね。
ただし。味の方は?ですが。
 

繊細なコーヒー

ところで日本茶のインスタントって、あんまり聞かないですよね。
やっぱりいれたてが美味しいし。
実はコーヒーも同じ・・・いえ、それ以上に繊細かもしれないですね。
れてから30秒、少なくとも1分以内には口をつけて欲しいです。

特に鮮度に関しては、非常にデリケートな飲み物だと思います。
焙煎してから、何日、何週間経過しているか。
挽いてから何分、何時間、何日経っているか。
抽出してから何秒、何分秒経っているか。
それが味、香り、胃袋、体にはっきり影響してきます。
 

コーヒーという言葉は、コーヒー豆を原料にしていれば何でも使えます
が。本当に美味しくて体に優しいものって、限られた条件下にあるもの
だけなんですよね。

すごい手のかかる奴ですが。
美味しくて、やめられません〜
 


トップページ ≫ 秘蔵! コーヒー豆知識 ≫ 拒絶されるインスタントコーヒー

有機栽培 コーヒー豆の店 生豆屋 Copyright © 1999 KIMAMEYA. All rights reserved.