手焙煎のススメ 

最近、手焙煎に関するお問い合わせがとても多くなってきましたので、こ
ちらでQ&Aをご紹介させていただきます。

●手焙煎とは?

つまり、手で焙煎器具を揺すりながら、火の上でコーヒー豆を焙煎するこ
とです。
同じ生豆でも、火の種類や火力、火からの距離、焙煎時間、焙煎量、揺す
り方、気候条件等によってガラリと味が変わるので、病みつきになる方が
続出しています。


焙煎道具は、豆の色が良く見える「ぎんなん炒り」がオススメですが、他
にも「焙烙(ほうろく)」や「フライパン」「中華鍋」「空き缶」等で焙
煎する方もいらっしゃいます。

フライパンや中華鍋の場合、豆の片面だけが焦げないように、ひっくり返
すための道具(杓文字など)をもう一方の手で持ちながら焙煎します。


●焙煎器具の素材

もしフライパン・中華鍋を使う場合は、鉄製のものを使って下さい。
豆を炒るということは鍋を空焼きするようなものなので、テフロン加工の
ものは絶対に避けましょう。
#テフロン加工だと有毒ガスが発生する恐れがありますので、くれぐれも
ご注意下さい。


また、前に調理したものの臭いが残っていないことを、しっかり確認して
から焙煎を開始しましょう。


あと、空き缶にヒモを付けて揺らしながら焙煎する方法もありますが・・・
缶の内側のエポキシ樹脂塗装から、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)
の疑いがあるビスフェノールAが溶出する可能性も考えられます。
ちょっと考えすぎでは? と言われそうですが・・・
環境問題にウルサイ店長としては、あまりオススメではありませんね。

 

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